介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護)の特徴・概要とは

お役に立てたら、シェアしていただけると嬉しいです!

Yes to Life and Family/ Yes to Creation
Yes to Life and Family/ Yes to Creation / run4unity

 

介護付有料老人ホームの概要

「介護付有料老人ホーム」とは、厚生労働省が定める老人福祉法において定められる、有料老人ホームの3つのタイプのうちの一つで、「介護保険の特定施設の指定を受けたもの」すなわち「特定施設入居者生活介護」と認定された施設であると定められています。

サービスとして、食事や清掃だけではなく、介護サービスまで、施設スタッフが提供するタイプの有料老人ホームです。条件として、要介護者3人に対して、介護スタッフを1人以上配置する必要があります。介護サービスがないものは健康型、外部の介護サービスを利用するのが住宅型の有料老人ホームです。

一時期の需要の拡大に伴い、2000年の介護保険法の改定後には約10年で8倍近くに増えたのですが、介護保険の給付を抑制しようとする国の方針から、認可が厳しくなっているという現状があります。これを「総量規制」と言います。以前は特別養護老人ホームや介護老人保健施設、療養型医療施設が対象でしたが、2006年の介護保険法改正以降は、今回ご紹介している介護付有料老人ホームも対象になっています。

残っているホームに関しても、競争が進み淘汰されている地域も出てきています。代わりに国土交通省の管轄である高齢者専用賃貸住宅が急増しているという背景もあり、有料老人ホームへの入居は今後競争が激しくなることが予想されています。

 

ちなみに、高齢者のための施設には他に下記のようなものがあります。ぜひ、あわせてご覧になってみてください。

介護保険施設とは 種類や費用について

軽費老人ホームとはどのような施設か?

養護老人ホームのサービスや費用

生活支援ハウス(高齢者生活福祉センター)とは

・高齢者向け賃貸住宅とは

それでは、介護付有料老人ホームのより詳しい紹介を続けます。

 

利用対象者

施設によって異なりますが、基本的には60~65歳程度以上の自立者および要支援・要介護者が対象とみなされます。自分1人では生活ができずに介護が必要となる方たちです。自立者でも入居できるところはありますが、介護付きということで要支援以上を条件にしているところも少くはありません。

日本全国の施設数

特定施設入居生活介護に指定された施設は、全国で「約3,000箇所」程度と言われています。ただ、その中には、介護付有料老人ホーム以外に、ケアハウスや高専賃も含まれていますので、介護付き有料老人ホームで特定施設の指定を受けている詳細な数字というのはわかっていません。

入居一時金と月額の費用について

・入居一時金

約数十万円〜数億円

・月額

約15万円〜30万円程度

中には60万円を超えるような高額なところもあり、民間運営が多いため、どうしてもばらつきが出るのが現状です。ただ、最近は「ワタミやベネッセなどといった他業種大手」からの介護業界への参入によって、全体的に価格は落ちてきていると言えます。入居一時金がゼロ円という施設も珍しくはありません。とはいえ、介護サービスの質ももちろん大切ですから、施設に資料請求をしたり、実際に訪問してみたりと、慎重に比較検討をしましょう。

老人ホームで必要な費用については、下記の記事も参考になります。

老人ホームで必要となるお金の基本

居室のタイプ

居室についても、月額の幅の広さからわかるように、施設によって随分と変わってきます。一般的な個室や夫婦のための2人部屋のほか、1LDKや2LDKなどもあれば、場合によっては相部屋ということもあります。

事業主体

介護付有料老人ホームは「第二種社会福祉事業」であるため、民間企業、社会福祉法人、財団法人、宗教法人、個人など、非常に幅広い主体が運営を行なっています。これが「第一種社会福祉事業」である介護保険施設であれば(特別養護老人ホームなど)、民間企業は経営をできず地方公共団体か、社会福祉法人しか許されていません。有料老人ホームはその限りではないため、民間企業の参入が相次いでいます。

上述のように、競争によって価格が安くなるというメリットはありますが、質の担保が充分でないこともあり、どちらの施設を選ぶにせよ、自身の目できちんと確かめることが大切です

こうした第一種社会福祉事業や第二種社会福祉事業については、下記の記事でより詳しく説明をしています。

事業主体による違いとは何か?

 

メリット・デメリット

メリットは、すべてのサービスが、基本的に常駐の介護スタッフが提供されるので、何かしら介護サービスを必要とした時に、迅速な行動を期待することができます。例えば、介護が必要になった時でも常にスタッフがいるので安心です。これが介護スタッフが常駐でない場合には、外部に連絡する必要が出てきますので、処置に時間を要することになるというリスクが生じてきます。また、内部にスタッフがいることで、外部の事業者を利用するタイプに比べてスタッフの目が届きやすく、ちょっとした要望なども頼みやすいというメリットもあります。

逆にデメリットとしては、介護スタッフがマンツーマンで対応してくれるわけではないので、自宅で居宅サービスを利用するときなどと比較をすれば、ニーズに完全にマッチした対応、またそれを超えるホスピタリティというのは期待しづらくなります。他にも多くの利用者がいるわけですから、個別対応の在宅看護等とはどうしても密度が変わってきてしまいます。

 

 

以上が、介護付有料老人ホームの概要です。当サイトでは他にも、介護に関わる様々な施設をご紹介しています。下記の関連記事より気になる記事をぜひご覧になってみてください。お読みいただき、ありがとうございました。

お役に立てたら、シェアしていただけると嬉しいです!

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

サブコンテンツ