要介護度別、高齢者施設の選び方

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Nursing home art class
Nursing home art class / pjsixft (“PJ”)

どうやって入居する介護施設を選べばいいのか?

これまで介護保険施設、有料老人ホーム、高齢者向け賃貸住宅、グループホーム、ケアハウスなどなど、日本における様々な高齢者ホームについて紹介をしてきました。

種類が多くてどれにしていいかわからないという声が多数

これだけでもわかるように、入居する側にとっての「選択肢は非常に多く、わかりづらい、複雑な面」というのも多々あります。さらに2011年10月からは「サービス付き高齢者住宅」が選択肢に加わり、ますます複雑さが増しそうな状況にあります。自身やご両親の状態を考えると、どの施設が良いのかというのは、どの方でもきっと悩む問題ではないかと思います。

本記事で、健康状態別に大まかに選び方を解説します

そこでここでは簡単にですが、「要介護度が重度、軽度、自立という大きく3つの区分」と自宅という区分けで、それぞれどのような施設が適切かということをご紹介します。結局のところ選ぶ側としては、慎重に最良のサービスを見つけられるように、自身が勉強するというのはどのような状況であっても変わらないことだと思います。少しでもお役に立場幸いです。

 

なお、ある程度入居すべき施設が見えてきたという方は、下記の「HOME’S介護」で実際の施設を探すことができます。ホームズは老人ホーム検索サイトの総合1位に輝いたそうで、実際とても使いやすいのでおすすめです。登録は無料で色々と検索できますし、資料請求や見学も無料と非常にお得です。詳しくは公式サイトをご覧になってみてください。

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1. 在宅介護をする場合

自宅の場合にはデイケアサービスや、ホームヘルパーさんなど、在宅介護サービスを利用するという選択肢と、家族が介護をするという方法があります。自宅で介護を行うことは非常に意味のあることだと思いますが、下記の点がそれぞれ、どこまで許容出来るか、時間を割けるかということを検討して、本当に自宅で行えるのか、それとも在宅介護サービスや、高齢者ホームを選んだほうが良さそうかということを検討する必要があります。

それぞれメリット、デメリットはありますが、下記の4点が問題に上がりやすい点です。

  • 食事づくりをできるか、栄養価、またメニューについてまで考えることができるか
  • 在宅介護をを行う際に、家の掃除やプライバシーの問題は気にならないか
  • 介護をやることで自分の生活の自由度が下がることに対して納得をしているか
  • 高専賃のように親を1人にすることに不安はないか

上記の内容を考えると、「自立から要介護1」程度までであれば在宅での家族介護でも問題ないかもしれません。ただ、要介護度2以上になるとご家族の負担は増えてきます。そう考えると、「要介護度2以上」の場合には、ホームヘルパーさんなどのプロの手を借りるか、下記でご紹介するような施設への入居を検討したほうがよいかもしれません。

 

2. 元気な方から軽度の方

自立から要支援2程度の方であれば、人によっては充分に元気な場合があります。そのようなときの施設は、高齢者向けではありつつも、個人の自由な生活が保証されている下記のような施設が適しています。

※これらの施設においては、介護サービス利用の際は、事業所との別途契約が必要になることが一般的です

介護が必要、重度になった場合には下記の施設に住み替えの必要あり

(退去要件を要確認。どのような場合に退去しなければならないか)

高齢者向け賃貸住宅については下記で簡単に補足をしておきます。

高齢者向け賃貸住宅とは?

「高齢者向け賃貸住宅」とは、高齢者主に対象とした賃貸住宅のことで、細かくいくつかのサービスにわかれています。基本的に、国土交通省が管轄をしており、各都道府県で登録する際には、家賃や、共同利用の食堂や浴室の有無などについて、定められた情報を外部に公開する必要があります(ちなみに、有料老人ホームの管轄は厚生労働省)。

運営者や利用場所について

高齢者賃貸住宅は、高齢者が対象ということ以外には特に規定はないので、様々なサービス事業者がいます。社会福祉法人などの公的な組織に限らず、例えば、UR都市機構や積水ハウスの子会社である積和グランドマスト株式会社などがよく聞かれます。

また、アパマンショップやエイブルのような不動産情報サイトでも最近では探すことができます。50平方メートル以上あるような大きな邸宅から、10-15平方メートル程度のワンルームまで様々な広さで、入居金も無料の場所もあれば数百万円という高額なお金を請求するところもありますので、じっくりと検討することが必要でしょう。

また、中には介護保険の「特定施設入居者生活介護」が適用された施設もあり、実質的に介護付き有料老人ホームと近しい、サービス提供を受けられる場所もあります。このように、一口に高齢者賃貸住宅と言っても、その実態はさまざまです。入居の際には、じっくりと比較をしてお選びになることが大切です。

種類、どのように分類されるか

次に、いくつかある高齢者向け賃貸の種類についておおまかに説明します。

■ サービス付き高齢者向け住宅

「サービス付き高齢者向け住宅」とは、日常生活や介護に不安を抱く高齢の単身者や夫婦のみの世帯のために、バリアフリー構造等ハード面の一定基準を満たし、さらに介護・医療と連携したサービス面も提供する施設です。基本的には、「介護を受ける場ではなく、生活する場」というコンセプトです。

それゆえ基本的なサービスは下記の2つです。

  1. 安否確認
  2. 生活相談サービス

入居対象となるのも、元気な方、軽度な方が中心です。ただ、施設によっては要介護度の高い方でも受け入れている場合も多くありますので、詳細は施設にご確認ください。

また、サービス付き高齢者向け住宅で特徴的なのは、さまざまなオプションを付けられる点です。上述のように基本のサービスはシンプルですが、健康状態によって食事サービスや、日常生活の支援などもしてもらえます。こちらも詳細は施設ごとによって異なりますので、確認が必要でしょう。

これからは徐々にサービス付き高齢者向け住宅に統合されていく

下記にある、高齢者向け円滑・専用・有料賃貸住宅の3つを徐々に、このサービス付き高齢者向け住宅に統合していくということに2011年に決まりました。国土交通省・厚生労働省の協力のもと、2011年10月20日から、高齢者ホームの新たな選択肢として加わりました。登録戸数は2012年の8月末の数字では、約6万7000戸と言われています。

■ 高齢者円滑入居賃貸住宅

高齢者の入居を拒まない賃貸住宅として登録したものをいいます。(高齢者限定ではありません)

■ 高齢者専用賃貸住宅

高齢者限定の賃貸住宅で、「高専賃(こうせんちん)」といいます。

■ 高齢者向け優良賃貸住宅

高齢者専用賃貸住宅のうち、段差が少なかったり、スロープが設置されていたりなど、高齢者に優しいつくりとなっている賃貸住宅のこと。

■ 適合高齢者専用賃貸住宅

高齢者専用賃貸住宅のうち、介護保険法施行規則に定める届出をしたもので、要介護者(原則65歳以上)に対して、介護サービスを提供することのできる施設。

入居対象者

基本的に満60歳以上の方であれば、どなたでも利用することはできます。また、高齢の単身者及び、高齢夫婦世帯という形で募集をするところも多くあります。

以上が、高齢者向け賃貸住宅の概要でしたが、この施設は今後サービス付き高齢者向け住宅にまとまっていく予定です

 

3. 中度から重度の方

要介護1~の場合で、1人での日常生活が難しいようであれば、下記のようなスタッフが常駐している施設を選びましょう。各施設ごとに対象とする方は異なっていますので、その点はきちんと調べる必要があります。

※これらのサービスは基本的に住まいと介護サービスを一体で提供する施設です

 

4. 元気な方から重度の方まで

さまざまな方を対象にしている施設もあります。自身の要介護度や希望によって、対応できる施設があると思いますので、それぞれの状況に合わせて選ぶことが大切です。

  • 介護付き有料老人ホーム
  • 介護型ケアハウス
  • サービス付き高齢者向け住宅(高専賃など)

※これらのサービスは基本的に住まいと介護サービスを一体で提供する施設です

※基本的にずっといることを考えている方が利用する施設です

(退去要件に要注意。どのような時に住み替えの可能性があるか)

 

これらの施設を選ぶ際に考えたいことは他の記事でも紹介をしていますが、ここで述べたいことは「期間」という問題です。果たして入所する場所は、「終の棲家」なのか、それとも例えば「特別養護老人ホーム」に入る前のつなぎとして入所を考えているかなど、その点ははっきりとしておいたほうが良い点です。また、その際にはどのような時に退去しなければならないか、「退去要件」についての確認も必須です。終の棲家のつもりが退去をすることになったというのは、心情的にも、金銭の面でも決して軽くはないショックを受けることになってしまいます。

この点においても、はじめから住み替えを踏まえたプランを立てておく、住み替えの必要が出た場合も早めに住み替え先の施設を明確にしておくなど、早め早めの行動が大事になります。早めに動けばその分、多くの見学もできることになりますので、それがきっと後悔しない介護方法選びの大事なポイントになるはずです。

 

以上が、対象となる方の症状で考えた際の、高齢者ホームの選び方です。お読みいただきありがとうございました。当サイトでは、上記で紹介したような各施設について、それぞれ説明の記事をご用意しています。ぜひ気になる施設についてご覧になってみてください。

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