「特養」に入居することは可能なのだろうか

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介護スタッフと家族

特養待機52万人、4年で10万人増 厚労省調査」(※)というニュースを読みました。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS25040_V20C14A3PP8000/

 

ますます増える入居希望者

既に何年も前から話題になっているように、現在日本においては価格的に安い特別養護老人ホームへの入居希望者が長蛇の列をなしています。

本当に特養に入れるのか?

上記記事にありますように、「09年時点で既に40万人が入居待ち」をしていたのが、4年たって約25%増加して50万人ほどまで増えてしまっているそうです。これを見て思うのは、自身の親族の方の特養への入居については、基本的に難しいという認識をもっておいたほうがよいということです。

本当に入れるかと聞かれれば、もちろん、「可能性はある」と答えることは可能です。ただ、いくら施設が増えたり、空室ができるとはいっても、今後の少子高齢化率を考えるとやはり相当程度待たされることは確かです。そう考えると、保険として申し込むぶんには全く問題はないと思うのですが、今後も入居待機者が増えていくことを考えると、特養以外をリサーチする時間につかったほうがよいと思うのです。

なぜ、ここまで特別養護老人ホームが人気なのか、また施設の概要などを知りたい方は、下記の記事をご参照ください。特別養護老人ホームの基本的な知識から解説をさせていただいています。

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の概要

特別養護老人ホームの歴史と選び方

 

厳しくなる入居基準

この状況に追い打ちをかけるようなニュースも既に出ています。記事中にある特養への入所を原則「要介護3」以上に絞る案が提出されているという点です。これから、介護施設を検討する方は、既に多くの方が特別養護老人ホームを選択肢にすら入れられなくなったということです

上記の記事は3月のものなのですが、2014年の6月18日に「地域医療・介護総合推進法」が参院本会議で可決されたことで、まさしく特養への入所は要介護3以上として厳格されることが決定されました。ただでさえ、要支援1、2への認定が増えつつある、増やそうという行政の意図が見えるようになっているなかで、この決定は特養入居を考える人にとっては非常に厳しいものになります。

この法案については下記の記事に詳しいので、ぜひご覧ください。

医療・介護総合推進法について

また、介護保険制度の改正は3年、5年に1回行われます。最新の改正内容について知りたい方は下記の記事をどうぞ。

介護保険制度の評価・今後の方向性について

 

在宅介護と有料老人ホームへの期待

そうした場合にあがってくるのは、「有料老人ホームと、在宅介護という選択肢」です。大まかなイメージとしては有料老人ホームは特養と近しいのですが、民間企業が運営していることもあり、価格的には高くなってきます。ある程度いい老人ホームでは、入居時に必要となる一時金が、数千万円ということも珍しくありません。

こちらに関しては、経済的な事情で選択できないという人が今後増えるであろうことが予想されます。かといって、在宅介護は費用的には安くなりますが、家族に体力的・精神的な負担がのしかかります。家族構成によっては老夫婦でどちらかがパートナーの世話をするということもありますが、これは老老介護という名称で、非常に問題視をされています。

有料老人ホームについては下記の記事で基本的な知識をご紹介しています。

有料老人ホームとはどのような施設か?

介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護)

 

価値観に従って早期に決断する大切さ

いずれの方法をとるかについての答えはないと考えています。高齢者の方ご本人と、その家族の方の価値観によって、考え方は変わってくるでしょう。以前に介護職についている友人とこの話題を話した時には、彼は強い口調で在宅介護を押していました。いわく、老人ホームは場所によってサービスの質が大きく変わるそうで、この辺りはぜひご自身でも調べてみてください。

このように、特養を諦めて、別の選択肢をとろうにも、どの選択肢にも大きな困難がつきまとうのが介護問題の現状だと言えるでしょう。しかしながら、家族も、またご自身についてもいずれは考えなければならない問題です。迅速な対応が非常に重要になるでしょう。

有料老人ホームの低価格化にかかる期待

実際のところ、近年では「低価格の有料老人ホーム」も続々とできてきています。上述したように、入居一時金が1,000万円を超えるような高級ホームがある一方で、入居一時金がゼロ円という施設も珍しくはありません。そのぶん、月額料金が割高にはなることで、施設のサービスなどのクオリティが必ずしも低いわけではありません。むしろ、株式会社という場所だからこそ、特養のような公的施設よりも優れている場所がたくさんあることもあります

老人ホームを検討している方は、ぜひ有料老人ホームも選択肢の一つとしてご検討ください。下記の「HOME’S介護」というサイトでは、料金ではもちろん、その他さまざまな要望に合わせて施設を検索することができます。登録無料で、資料請求も無料ですから、利用をして損はないはずです。ぜひともご覧ください。



 

お読みいただき、ありがとうございました。当サイトでは、他にも特養や老人ホームについての記事を書いています。ぜひ、下記の関連記事も合わせてご覧ください。

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