有料老人ホームとはどのような施設か?

お役に立てたら、シェアしていただけると嬉しいです!

老人ホームの光景

有料老人ホームの基本的なこと

有料老人ホームを一言で言えば、「高齢者が住みやすく設計された集合住宅に、食事や介護などのサービスが提供されている施設」です。基本的には食事サービス、それから緊急時対応、日常生活のサポート、それからレクリエーションなどを提供してくれます。

老人福祉法に定められる居住施設で、介護保険サービスを利用する際には、在宅介護という形になります。

公的サービスではなく民間企業が運営しているのでサービスはさまざま

特別養護老人ホームは「第一種社会福祉事業」であるため、行政や社会福祉法人しか運営できませんが、有料老人ホームは「第二種社会福祉事業」なので株式会社やNPOなどが経営することが可能です。

特別養護老人ホームとの比較

そのため、非常に多くの民間企業が参入しています。入居をする際には、十分な情報収集が必要です。特別養護老人ホームと比較をすると、下記のような特徴があります。

  • 特養より早く入居できる(空き室状況によっては変動あり。特養は数年待ちの可能性もあり)
  • 料金が高い場合が多い(特養は月額約10万円、有料老人ホームは約20万円)
  • 特養は築年数が長く古いが、有料老人ホームは新しく綺麗な施設も多い
  • 医療サービスが充実している
  • 特養は株式会社は運営できないが、有料老人ホームはできる

本当に施設ごとにサービス内容も、施設もさまざまです。それだけに、入居先を選ぶときにはじっくりと検討をすることが大切です。
そうした時に役立つのが、下記の「HOME’S介護」です。老人ホーム検索サイトの総合1位に輝いたそうで、実際とても使いやすいのでおすすめです。登録は無料で色々と検索できますし、資料請求や見学も無料と非常にお得です。詳しくは公式サイトをご覧になってみてください。

老人ホーム・介護施設の検索なら【HOME’S介護】



なお、有料老人ホーム以外にも、高齢者向けには下記のような施設があります。

 

老人ホームの種類

さて、それでは下記では老人ホームについてさらに詳しい紹介をしていきます。

有料老人ホームは大きく3つに分類できます。以前は入居時に多額の一時金を支払う利用権型の契約形式が多かったのですが、2000年に施行された介護保険制度で特定施設への道が開かれたことで、介護付き、住宅型、健康型など多様な運営方法の有料老人ホームが増えています。

高齢者の要介護度や、介護保険サービスの利用状況、生活スタイル、費用など、それぞれ異なっていますので、自身にあった施設を選ぶことが大切です。

・健康型有料老人ホーム(全体の約1%程度と非常に少ない)

高齢ではあるものの、ある程度自立した生活を送ることができる方を対象とします。特に食事や洗濯に関しての負担を大きく感じる方が利用することが多いようです。健康状態によりますが、元気な方であれば老人ホームというより、ホームのスタッフを家政婦さんに見立てるような生活になる場合もあります。

・住宅型有料老人ホーム(全体の約6割程度を占める)

住宅型有料老人ホームでは、名前の通り老人ホームというより「高齢者用のアパートやマンション」といったイメージの施設です。施設内に介護スタッフが常駐していないことが多く、高齢の方も食事サービスと清掃、緊急対応以外は、基本的に自分のことは自分でやるような形になります。施設ごとの料金やサービス内容はかなり異なりますので、きちんと下調べをする必要があります。

特徴について

他の形態にも当てはまることですが、住宅型有料老人ホームには下記のような特徴があります。

  1. 費用は安いところから高いところまで本当に様々
  2. 民間の施設のため、介護保険は個別に契約して居宅サービスを利用する必要がある
  3. 基本的にはある程度元気な方が対象(施設ごとによって異なるので要注意)
  4. 認知症、看取り対応はあまりされていない(施設ごとに確認必要)
  5. (公的な施設と異なり)介護・看護職員の配置基準がないため要確認
  6. 基本的には個室だが、相部屋もある
  7. 民間施設のため全国どこからでも申し込みか、詳細は施設に連絡

・介護付有料老人ホーム(全体の約4割程度)

行政から認められて「特定施設入居者生活介護(※1)」の給付が受けられる施設です。そのため要介護者、特に介護サービスを頻繁に利用する方の入居が多い施設です。24時間体制で職員が介護を行っていますので、要介護度の高い方も安心してみてもらうことが可能です。

特徴について

上記の住宅型と重複するところもありますが、下記のような特徴があります。

  1. 介護が万全なため、住宅型と比べても費用の高いところが多い
  2. 介護保険利用は「特定施設入居者介護」を利用する
  3. 認知症、看取り対応もしているところが多い
  4. 介護・看護スタッフさんの配置は3:1以上なのできちんとしたクオリティを期待できる
  5. 個室・相部屋ともにあり
  6. 全国どこでも申し込み可能で、申し込みは直接施設まで
費用が高くなりがちなので選定は慎重に

注意しておきたいのは費用についてです。住宅型以上に、施設ごとにさまざまな特色があります。医療施設が充実しているところ、施設の豪華さ、最新鋭の設備を喧伝するところ、入居する方のニーズをきちんと汲み取っておかないと、のちのち後悔する原因にもなるので要注意です。

なお、万が一ですが入居後に失敗したと思った場合でも、入居後3ヶ月以内に解約した場合でしたら、クーリングオフによって入居一時金が返還されることが法律で決まっているのでご安心ください。ただし、全額というわけではなく、金額は実態によって変わることがほとんどですから、そこはしっかりとご確認ください。

種類について

いくつかの種類があり、介護が必要な方のみ入居可能で施設内スタッフが介護をする「介護専用型」、要介護者と自立している方の両方を受け入れて施設内スタッフが介護をする「混合型」、外部事業者による介護サービスを利用する「外部サービス利用型」などが代表的なものです。

介護付有料老人ホームについては、下記記事でも詳しくご紹介しています。

介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護)の特徴・概要とは

※1 特定施設入居者生活介護は、指定を受けた有料老人ホームや軽費老人ホームなどが、自立した生活を支援する目的で、食事や入浴などの日常生活上の支援や、リハビリテーション、日常動作の機能訓練などを提供することです。

 

利用対象者

基本的に高齢者の方であれば、どなたでも入居をすることは可能ですが、上記の「種類」で説明したように要介護者ご自身やご希望によって、適切な施設が変わってきますので注意が必要です。例えば、入浴・排泄・食事・整容介助が必要かどうか、日常の家事全般に支援は必要かどうか、さらに糖尿病、認知症、胃ろう、糖尿病、人工透析などの病気の有無も判断のポイントになります。

介護保険の利用対象については下記記事もご覧ください。

「介護保険サービス」の利用対象者について

 

サービス提供者

上述したように、「有料老人ホーム」は株式会社やNPOがサービスを提供するのが特徴です。ただ、当然、自由に運営できるわけではなく、サービスの内容や運営方法について、厚生労働省のガイドラインにもとづいてるかを確認され、是正が必要であれば都道府県の指導を受けることになります。
もちろん、社会福祉法人や医療法人などもありますが、民間企業の参入が非常に活発です。

大手の会社ですと、「ワタミの介護」「ベネッセスタイルケア」「ニチイケアパレス」「レオパレス21」「ベストライフ」「木下の介護」といったあたりが有名です。特別養護老人ホームやサ高住と比較をすると、サービスが充実していると言われますが、代わりに料金が高額になることも少なくありません。近年は入居一時金がゼロ円のところもありますが、上位の施設では1000万円を越えることころも少なくありません。

 

具体的なサービス内容

施設の種類によって細かく変わることはありますが、基本的には下記のような内容が提供されます。

  • 入浴介護
  • 排泄介護
  • 食事提供
  • 清掃
  • 洗濯
  • 買い物代行
  • リハビリテーション
  • 医療ケア
  • 認知症予防
  • 娯楽の提供
  • 全体レクリエーション
  • 夏祭りなどのイベント

 

有料老人ホームのメリット・デメリット

他の施設と比較をした時に、有料老人ホームのメリットとしては下記のような内容があります。

個人の要望に応じた調整を行いやすい

介護保険施設と比べると、民間会社が運営していることからも、サービスの幅が基本的に広いのが特徴的なところです。とりわけ住宅付きの場合ですと、介護は外部委託になるので、料金がかさむ可能性が高い分、自由度の高い選択をできるのは嬉しいところです。お金がかかることもありますが、相談次第で、入居者に適した環境にすることも検討しやすいです。

料金が高くなる場合がある

これはデメリットの部分として、介護保険施設と比べると料金が高くなる可能性があります。特に外部サービスを利用する介護付有料老人ホームの場合ですと、介護報酬の出来高部分の限度額が、居宅サービスより低いことが多く、その分支払いの額が大きくなってしまいます。経済的な不可を重視する場合には、有料老人ホームの利用は慎重に検討すべきです。(立地や居室の使用、サービス内容で随分価格は変わりますから、たくさん検討する価値もあります。)

逆にデメリットとしては下記のような点があります。

介護スタッフによる迅速な対応が難しい

これは介護付きでは問題ないのですが、住宅型の場合ですと、介護スタッフが常駐していないために、起こりうる事態です。

有料老人ホームを選ぶ際には自分たちなりの基準が必要です。その際には、下記記事もぜひご参照ください。

老人ホームを決める7つのポイント

 

 

以上が、有料老人ホームの概要です。もっと別の施設について知りたい方は、下記の関連記事をご覧ください。老人介護全般にご興味のある方は、グローバルナビゲーションより気になるページをご覧になってみてください。お読みいただきありがとうございました。

お役に立てたら、シェアしていただけると嬉しいです!

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

サブコンテンツ