美味しい食事は高齢者を元気にする

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食事が美味しいと毎日が楽しくなる!

本記事では高齢者施設における食事の重要性をご紹介します。

 

実は大事な献立内容

老人ホームに入居した方の苦情で、実は非常に多いのが食事だそうです。これは日本だけに限らず、世界のどこの老人ホームでもわりあい共通の現象のようです。やはり、それだけ、人にとって日々食べるモノが非常に重要であるということでしょう。特に老人ホームに入居する方は外出機会が頻繁にあるわけでもなく、どうしても食事が大きな楽しみになります。そうした時に、これから先何年も食べることになる施設の食事が美味しくなければ文句も言いたくなるものです。

海外の施設との比較としては、下記記事でスウェーデンの老人ホームをご紹介しています。ぜひあわせてご覧になってみてください。

スウェーデンと日本の老人ホームに見られる3つの違い

高齢者施設でチェックしておきたい食事のポイント

ただ、苦情の内容というのは味だけに限ったことではありません。また、食事を見るときに気をつけなければいけないことも味意外に多くあります。

例えば、下記のような項目があります。

  • 味が良いかどうか
  • 食事の時間は固定か
  • 量の調整は可能か
  • 食堂の雰囲気は良いか
  • 配膳の方法は何か
  • 嫌い・食べられない食材への配慮が可能か
  • 介護職や治療食を利用できるか
  • 個室で食べられるか

本記事では、多々あるチェックポイントの中から、必須のポイントとして3つの点をご紹介します。

なお、介助を必要とするような場合には、その際のヒントとして下記のような記事がありますので、あわせてご覧になってみてください。

食事介助をスムーズにする方法のポイント

 

食事を見るときの3つのポイント

高齢者施設を食事の観点でみる時には、下記の3つに注意すべきです。

【1】衛生管理体制にこだわっているか

これは味や自由度を問う前に、食事を提供する場所において最も大事なことです。夏になると、様々な場所で食中毒ということは聞かれますが、老人ホームでも決して少なくはありません。いくつか事例をあげますと、

  • 平成26年4月、静岡の特別養護老人ホームで25人がノロウイルスによる食中毒
  • 平成26年1月、川崎の特養老人ホームで36人がノロウイルスによる食中毒
  • 平成25年12月、八王子市にある有料老人ホームで5名がノロウイルスによる食中毒

などがあります。インターネットで検索をすると、他にも多くの事例が見つかります。このように、老人ホームにおいても、衛生条件が悪いがために、集団での食中毒が起きることは珍しくありません。もちろん、若い人でもこれは問題ですが、体力の落ちているお年寄りにとっては生命を脅かす危機になります。

きちんと責任者に現状を確認しよう

ですから、入所を考えている老人ホームの食事について調べる際には、この点をしっかりと見て、その上でどのような管理体制を敷いているかを責任者の方に確認するという慎重さが必要です。実際のところ、こういったことを鑑みて、対策をしている事業所も少なくありません。下記のような対策が行われているかを確認するとよいでしょう。

  • 手洗いの徹底
  • 食中毒予防のための組織内委員会の設置
  • 感染症対策のマニュアル作成
  • 清潔な備品の購入
  • 管理体制の見直し

【2】予約取消の可否とタイミング

家族と外食をするなどの用事がある時は、有料老人ホームの食事はキャンセルする必要があります。特に自社調理の場合には、年末年始など食べる人が少なくとも調理をしますので、「人件費」「厨房維持費」「電気代」などして一定額を徴収しなければならないわけです。

キャンセルの自由度が高いほうが入居者としてはありがたい

いつまでに「翌日は食事がいらない」ことを伝えればいいかというのは、施設によってまちまちですので確認が必要です。多くの場合は前日の昼ごろから夕方までに連絡をすれば料金はかからないようになっていますが、中には4日前、5日前という施設もありますので、入所前の確認が必須です。

なお、こうしたホームでの費用に関しては下記の記事が詳しいので、あわせてご覧になってみてください。

費用・料金は入居を決める大事なポイント

【3】食事の自由度、改善意識について

上記のように食事に関しては色々とチェックすべきところがあります。ただ、はじめから全ての条件がマッチするところがあるかというと、そういうところは実は少ないものです。選びたくなるホームのポイントとしては、食事への要望をどれだけ受け入れてくれるかということです。

アレルギーや要望にどれだけ対応してくれるのか

好き嫌いなら多少は我慢しなくてはいけないというのもわかります。ただ、アレルギーであったり、どうしても食べられないといったものがある人も少なくないでしょう。そうした時に、完全には無理でも、どれだけ要望と実現を摺合せしてくれるかというのはとても大事です。非常に前向きな考え方の表れとして、あるホームでは、年間で定期的に食事のアンケート調査が実施されるそうです。

また、「食」に対する考え方が進んでいる施設では栄養士の方が入居者に個別にヒアリングをするなどして、健康への配慮をしてくれているそうです。入居を検討の際にはぜひチェックしたいポイントです。

 

 

以上3点が、老人ホームの食事を見るポイントです。毎日食べるご飯ですから、栄養があって、美味しいにこしたことはありません。ぜひ、上記を参考にしてみてください。

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