雰囲気が良いのは良い施設の証

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入居率は重要事項説明書に記載があるので確認をしましょう

 

施設(職員)・入居者の雰囲気を見ることはとても大切

老人ホームは、ひとくちに高齢者と言っても様々なバックグランドを持った人が集う場となります。そして、それが入居してから長ければ10年以上続くことになります。
そうした時のために考えおきたいのは、「この施設の雰囲気が自分に合うか」という観点です。ただ、雰囲気と言っても意味合いがあいまいであるため、本記事では(かなり…)多義にとらえて施設の「雰囲気」を見るときのポイントとして5つにまとめました。

良い職員さんの見分け方については、下記の記事もご参考にしてください。

信頼できるスタッフ・職員だから任せられる

 

1. 職員の対応

最初に見たいのは、現場スタッフの立ち振舞と対応です。たとえば、見学客への挨拶があるか、質問に真摯に答えてくれるか、感覚的に長く付き合えそうかなど、そういったところを見ることが大切です。形式的なのかそれとも心から歓迎しているのか、同じ挨拶の言葉からでも言われるほうの受け取り方は大きく違ってきます。

スタッフさんと直に話して、どんな人たちか見る

ですから、見学や体験入所をする際には、内装や設備をチェックするよりも、意識的にスタッフと話すことが大切です。また、スタッフ同士のコミュニケーションも大切で、そこには客には見せない本性が見えたりもします。客には丁寧でも、同僚を頭ごなしに怒鳴る職員がいる場所には、家族を預けることに躊躇をしてしまうと思います。具体的には、入居者のための質問会・懇談会が定期的に開催されているか、入居者の状況を定期的に報告してくれるか、施設イベントに家族を招待してくれるか、スタッフが家族の顔と名前を覚えてくれているかといったことが指標になります。

 

2. 入居者の雰囲気

次にチェックしたいのは、入居されている方の雰囲気です。年齢や男女比、さらには入居前にはどのような生活をしていたのかなど、施設全体の雰囲気を知るためには欠かせない情報です。大人になったからと言って誰とでも仲良くなれるかというと、そういうわけではないでしょう。長い時間一緒に過ごすことになるわけですから、自分と似ている、自分が好きになれそうな方々であったほうが入所後のギャップは少なくなります。

見学や体験入居でリアルな姿をきちんと見ておこう

この辺りを見極めるのも、やはり見学・体験入所が大切になってきます。体験入居の場合でも数日間と短い時間ですが、できることなら学生時代の部活・サークル選びと同じように、気軽に入居者の方に話しかけてみてください。

 

3. 施設の考え方を把握する

施設の経営・運営方針も雰囲気を決めるうえでの重要な要素です。例えば、「自然と触れ合うことを大切にした施設づくりを目指している」とか、「モダンなデザインで老人ホームであることを感じさせない雰囲気づくり」とか、施設が目指しているものと、自分の求めるものがマッチしているかは非常に重要です。自宅が自然と自分好みになっていくよう、長くいる場所は、自身が安心できる場所・雰囲気であるべきです。

生活の価値観が自分と合うかどうかを確認する

アメリカは、こういったライフスタイルをとても大事にしており、お金があっても、ホームの雰囲気にそぐわない人、目指すものが異なっている人は入所を断ることもあるそうです。また、方針にそった施設づくりも徹底しており、自然との共生がコンセプトであるならば、実際に海や森の近いところに居を構えて、いつでも自然を感じられるような工夫をしたりします。そうすると、自然と考え方や趣味の近い人が集まりますので、入居者の満足度も高まるというわけです。こういった、個を大切にする考え方は、日本の老人ホームが見習うべきではないかと考えています。

判断基準はフィーリングに近しいところがありますが、自分が大事だと思うポイントをExcel(表計算ソフト)でまとめるなりして、定量的にチェックすることもとても大切です。手間はかかりますが、きちんと自分なりの基準を明確にして、疑問点は質問をして、確実に解決しておくことをおすすめします。

 

4. 入居者、ご家族の口コミ評価

誰に聞けば、その施設の良さがわかるかというと、やはり実際に利用している方が一番です。もちろん職員さんも施設を熟知しているわけですが、どうしても、良いところばかりを伝える形になってしまうのが実際のところだと思います。

第三者だと、客観的な評価を聞けるかも

意外なところでは、そのホームに関連する業者の方にに訪ねてみるのも有効です。スタッフの方の対応などについて、リアルな話を聞くことができるでしょう。

 

5. 入居率

最後、5点目としてあげるのは「入居率」です。ホームの定員に対して何人入居しているかということです。上記4つと違ってこれは定量的にでるもので、4点の結果が総合的に出るポイントだと思ってよいと思います。良い雰囲気のホームであれば、入居率は高くなりますし、その逆であれば入居率は低くなります。雰囲気の良し悪し、施設の良し悪しがダイレクトに反映されるのが、この入居率です。

7割以上が良い施設の1つの目安

この数字が7割から8割5分以上であれば、基本的に「良いホーム」で施設の経営も安泰だと思われます。逆に入居者が5割をきっているような場合は、あまり入居はおすすめできず、経営の先行きも不安があります。ただし、施設ができて2年ほどはどうしても数字が低くなりますので、上記は設立2年以上の施設を対象にしてください。入居率は、「重要事項説明書」への記載が必須ですから、必ず確認をしましょう。

 

 

老人ホームというと、どうしても建物や設備などのハードに目が行きがちですが、実は本記事で説明したような「雰囲気」や「人」などソフトの面も非常に重要です。他には下記のような点も注意すべきであると言えます。

入居をご検討の際には、ぜひじっくりとチェックをしてみてください。

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